松江絵葉書ミュージアムTOP>>宍道湖・嫁が島>>湖畔袖師ヶ浦より半原を望む
湖畔袖師ヶ浦より半原を望む
明治41年鉄道開通後の島根縣観光遊覧によると、
「天神遊園の対岸、栄町の円成寺の麓、嫁が島と対する宍道湖畔一帯は、古くから袖師ヶ浦と呼ばれた。老樹青々として水面に映じ白帆飛び魚艇が並ぶ光景は一幅の絵画のごとき風景であった。古くより詩人墨客の愛する所だが、鉄道開設にあたり山角を横断したため風致を損するに至った。」とある。
この絵葉書は鉄道開通以前の袖師ヶ浦である。
玄武岩の崖とその先に湖岸が広がり、子供たちが遊んでいる。
実際の絵葉書には「松江物産展覧会、明治39年9月28日」「島根縣種畜場開場式紀念、明治40年11月28日」の2つのスタンプが押してある。
【年代】 明治33年〜39年 【発行】 今岡商店発行 絵葉書用ガラス乾板
当サイトに掲載の画像・文章等全ての内容については、著作権で保護されています。
転載・改変、また画像の保存、二次利用など許可なく利用することを禁じます。