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袖師ヶ浦より天神灘を望む
明治41年鉄道開通以前の景観である。
袖師地蔵2体・燈篭と岩礁の浅場で遊ぶ子供たちの姿を捉えている。
袖師地蔵は、潮流の関係で古来、水死体が流れ着く場所ということがあり地元の人々により古くから祀られ、供養されてきました。
中ほどの背景は天神の森である。
宍道湖は子供たちにとって格好の遊び場でした。
夏には褌(ふんどし)ひとつか何もつけずに泳いだものです。
岸辺では、蜆拾い、釣り、オンジョ釣り(トンボ取り)、冬には手ぬぐいで白魚すくいなど遊びには事欠きませんでした。宍道湖や堀川はそれほどきれいだったのです。
この時代の絵葉書には風景と共に子供たちの様子が結構写されていて、面白い絵葉書になっています。
【年代】 明治40年頃 【発行】 今岡商店発行
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