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湖上嫁ヶ島の夕照(名物蜆拾い)
すぐにも嫁が島に歩いて渡れるような幻想的な雰囲気の絵葉書である。
袖師ヶ浦の浅瀬にて子供たちが蜆(しじみ)拾いに興じています。
誰でも簡単に蜆が拾えたようで、名物になっていました。
袖師ヶ浦から嫁が島まで歩いて渡れる浅瀬があることは早くから地元では知られていました。
島の磯は魚釣り・蜆捕り・水泳など、渡ってきた子供たちの格好の遊び場でした。
当時の人々はこうして蜆を拾い、食卓に上ったかと思うと自然の恵みに感謝する気持ちが沸いてきます。
おそらくこうした遊びを通して、子供たちは宍道湖への感謝の心を養ってきたのであろうと思われます。
【年代】 大正7年〜昭和7年 【発行】 今岡商店発行
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