湖上嫁ヶ島沖短艇競漕

湖上嫁ヶ島沖短艇競漕

明治の頃、山陰のスポーツで全国レベルのものは短艇(ボート)であった。
宍道湖・堀川など水に恵まれたおかげであろう。

明治34年、大日本武徳会主催、第1回琵琶湖全国中等学校競漕大会において、島根より島根師範、松江中、浜田中が参加した。全国23のクルーの中で島根師範が優勝。

明治36年 琵琶湖にて行われた全国中学校漕艇大会で、県立第一中学校(当時の松江中学の正式名称)が優勝した。

ボート部は明治16年の創部で同校運動部の中で最古である。
明治31年より、嫁が島付近にて松江中学と島根師範の両校対抗短艇競漕が行われていた。

この絵葉書はその様子であり、遠くに旗がなびき、応援の生徒が多数詰め掛けている。

【年代】 明治40年〜45年  【発行】 今岡商店発行