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松江大橋開通渡初(第16代松江大橋)

松江大橋開通渡初(第16代松江大橋)

第16代松江大橋の渡り初め後の混雑している光景である。

北の方角を見ていて、橋下の船上には多くの人がいる。
上流側に流木止め、下流側には電柱、鋼管柱は4本(、15代は3本)で橋桁も鋼製、上部のみ木製である。

明治44年3月15日松江大橋開通紀念のスタンプがある。

渡り初め人は、松江市鍛冶町(東本町)、木村平一郎他三夫婦の家族で行われた。
木村家の家族を写した絵葉書も発行されている。

「松江大橋自慢であるが、鉄の柱を改良せエ、改良せエ」と歌われ、15代大橋の景観に対して松江市民の評判が悪かったため、擬宝珠が取り付けられ、昔の面影を再現した大橋となっている。

儀宝珠の大きさは特別に注文されたという。
15代の儀宝珠は北堀橋と天神橋の親柱として残された。

【年代】 明治44年3月15日 【発行】 大野絵葉書店発行