松江天神橋

松江天神橋

明治40年東宮殿下行啓のスタンプがあり、当時の第14代天神橋です。
天神橋下流右側より白潟天満宮方面を見ています。
天神の森の一番右の樹は境内に現存する銀杏である。

松江開府の時、「白潟天満宮」にちなんで、天神橋・天神町・天神川と名づけられた。

最初の天神橋は、松江開府の大橋と共に慶長12年(1607年)に架けられました。
以来松江は度々洪水の被害を被りました。
そこで宍道湖の排水路として元禄2年「新川」が掘削され津田のほうへ流れるようにしました。

しかし、その後も洪水により、橋が流出し、架け替えられましたこの絵葉書の橋は明治24年に完成した板橋です。当時の橋の長さは約53メートルと現在(31メートル)よりかなり長かったようです。

現在の第15代橋は、昭和27年3月25日に完成したコンクリートの橋です。

【年代】 明治40年5月29日 【発行】 林聽天堂発行