大橋川より大山を望む

大橋川より大山を望む

新大橋のあたりより下流に見ていて、帆船と多くの小船が列をなして航行する状況が撮影されています。
同じ表面のデザインが、新大橋が完成したときに使用されているので、大正3年ぐらいと推定される。

鉄道が開通したとはいえ、まだ海上輸送が華やかな時代であった。

両岸にまだ護岸は整備されていない。

この時代の絵葉書はほとんど出雲富士という表現が使用されているが、出雲富士でなく大山と書いてあり、修整や誇張せずそのままの写真であるのは珍しい。

【年代】 明治40年〜大正6年 【発行】 今岡商店発行