松江絵葉書ミュージアムTOP>>大橋川・中海周辺>>大橋川(剱嵜より大橋を望む)
大橋川(剱嵜より大橋を望む)
剱嵜(けんざき)とは大橋川の中州の場所、現在のくにびき大橋の東側にあたる。
いまでも剣先川、剣先という地名が残っている。
大橋川中州より松江大橋(第15代トラス橋)の方向の撮影です。
新大橋はこの時代まだありません。
左側は松江港、御手船場でマストを掲げた帆船が多数停泊しています。
手前の舟は渡し舟でしょうか、傘を差した人と船頭さんが乗っています。
明治時代の荷物輸送は回船問屋が主役でした。
多くのの船が、敦賀・馬関・舞鶴航路などより、境港を通り松江港に入ってきました。
大橋川沿いには、白壁倉庫・問屋・旅館などが軒を並べ建ち並び、八軒屋町・和田見町が賑い、新地遊郭も近くにありました。
【年代】 明治40年〜45年 【発行】 今岡商店発行 絵葉書用ガラス乾板
当サイトに掲載の画像・文章等全ての内容については、著作権で保護されています。
転載・改変、また画像の保存、二次利用など許可なく利用することを禁じます。