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第一中学校と塩見縄手の景

第一中学校と塩見縄手の景

明治33年〜39年の絵葉書にも同じ写真が使用されていますので、その時代の塩見縄手です。

塩見縄手とは、松江城の北、お堀沿いに延びる500メートルほどの通りのこと。
江戸時代は中級武士の侍屋敷の町でした。

城下町では縄のように一筋に延びた道を縄手と呼び、ここに住んでいた松江藩中老、町奉行の塩見小兵衛が後に異例の昇進をしたため、それをたたえて塩見縄手と呼ぶようになったと伝えられています。

第一中学は赤山にあり現在の松江北高校です。
堀川・老松の大木・武家屋敷など松江らしいたたずまいを今でも残し、伝統美観地区に指定されています。

【年代】 明治40年〜45年 【発行】 今岡商店発行