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天主閣ト紀念碑
かつて松江城の袂に在った紀念碑である。
高い塔の名称は「西南之役雲石隠戦死者紀念碑」です。
西南戦争に従軍した島根縣の114人の戦死者の霊を祀ったもので、明治21年(1888年)5月5日に城山にて執行された招魂祭で建碑式典が行われました。
当時の知事、籠手田安定が県民有志に呼びかけ、浄財を募り建立したものです。
真ん中の丸い石碑は「西南戦争義損者石碑」です。現在、郷土館の前にあります。
当時は鉄柵により囲まれていました。
羽織袴の正装の子供が数人写されているところを見ると、何かの祭典の様子かと推察できます。
この時代は「記念」ではなく「紀念」の字が使用されています。
【年代】 明治40年〜45年 【発行】 今岡商店発行 絵葉書用ガラス乾板
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