松江市公會堂（松江名勝）

昭和９年５月４日　松江市公会堂落成式が行われました。当時最も近代的な建物であり、木子七郎設計、鉄筋コンクリート３階建てです。大正１０年頃より公会堂建設の機運がありましたが、松江市の財政難のため建設の目安は立ちませんでした。
そこに松江市出身の華道小原流２代目家元小原光雲より、初代雲心の郷土報恩の遺志として５万円の寄付がありました。これを基にしての寄付金などを募り昭和７年に着工にこぎつけました。当時中国地方一番のホールでした。
各種の講演・興行・展示会など文化施設として活躍し、松江市民には思い出のある方もたくさんあることと思います
現在は、建物はなく、跡地の県民会館にその座を譲りました。

【年代】 昭和９年　【発行】 今岡商店発行

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