松江連隊の全景

松江連隊の全景

松江連隊全景。

古志原の地ならし工事は明治40年11月に一部分を除いて終了し、松江市から陸軍建築部に引き渡された。

兵舎・旅団連隊区司令部・大隊本部などの建築工事に必要な材料を搬入するために、津田村馬橋川から軽便鉄道が敷設された。
一年の間に次々と建物が完成し、明治41年11月16日に歩兵第六十三連隊が入った。

それから敗戦まで松江連隊営所として機能する。
敗戦後は進駐軍が使用し、昭和23年から島根県立松江工業高等学校校舎と市営住宅として利用された。

【年代】 明治41年 【発行】 今岡商店発行