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歩兵六十三連隊入隊式

歩兵六十三連隊入隊式

明治40年、歩兵第六十三連隊の衛戍地が松江に決定されたことにより、同連隊区は島根県松江市および八束・能義・大原・仁多・飯石・周吉・隠地・海士・知夫の各郡、鳥取県西伯郡・日野郡、岡山県阿哲郡となった。

発表前にこれを伝え聞いた阿哲郡は、行政区画・交通の便・民情を理由に岡山連隊区に入ることを切望し稟請書を提出したが、願いは叶わなかった。

三十数年間のあいだに管轄区域は変遷するが、この葉書は明治41年製で、当時の入営兵は上記地域の出身者だった。

【年代】 明治41年 【発行】 今岡商店発行