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普門院より望む煙霧中の城山

普門院より望む煙霧中の城山

普門院は北田町の北堀川に面した一角にある天台宗の寺である。
ここは堀川や城壁を見通して、松江城天守閣を望むことが出来る景勝地として知られている。

松江城の鬼門にあたるといわれているが、いかにも城下町らしい風景である。

堀川の端艇(ボート)は松江中学ボート部であろうか。
この頃「堀周り」と称して、松江の堀をボートでぐるり一周するのが盛んであった。

明治の頃、水に恵まれた松江のボート競技は全国レベルで強かった。

【年代】 明治40年〜45年 【発行】 今岡商店発行 絵葉書用ガラス乾板