城山稲荷の神幸式




松江城山稲荷神社のお神輿を阿太加夜神社(東出雲町)に迎えて祈願する式年神幸祭。
五穀豊穣を祈願する。

慶安元年(1648年)より始まり12年に一度開かれる。

「ホーランエンヤ」の由来は、櫂伝間船の船上で歌われる掛け合いの音頭と言われている。
古くは音頭取りの「ホーラ」の掛け声に、櫂かきが「エンヤ」と声を合わせて櫂を漕いだ。

松江市指定無形民族文化財に指定されている。
厳島管弦祭り・大阪天神祭りと共に日本三大船神事の一つである。

現在は大橋川中心ですが、当時は堀川・京橋川近辺にて行われていました。
この絵葉書は大正4年の祭りの様子です。

【年代】 大正4年5月18日 【発行】 文明堂発行