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新地遊郭松花橋の景
賣布神社の東側の寺後堀(和田見川)に、遊郭のある対岸の和田見新地(伊勢宮新地)をつなぐ松花橋(しょうかばし)という橋が架かっていた。
境内の古松は、陸路・水路にて遊郭に通う人々を見守っていたわけである。
江戸時代は水田であったが、新地遊郭となった。
新地とは移住地・商業地として新しく開かれた土地のこと。
新地開拓後の繁栄策として遊郭が出来たことが多かった。
当時の広告に新地検番という記述をよく見受ける。検番とは芸者と出先(待合・料理屋)との連絡事務所のようなもの。
寺後川は昭和になると汚れてどぶ川になっていました。
市は昭和8年に川を埋め立て新大橋通りとして幅12間の近代的道路を建設した。
【年代】 明治40年〜45年 【発行】 今岡商店発行 絵葉書用ガラス乾板
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