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山陰鉄道慰安會 会場 松江座前

山陰鉄道慰安會 会場 松江座前

大正4年5月、松江駅通りに芝居小屋の松江座が設立されました。
栄徳座の後身である出雲劇場と隣接していて、極彩色ののぼりが立ち並ぶ市内髄一の盛り場でした。

大正6年には「松井須磨子一座」も上演しています。
この当時まだ新大橋の道路はなく、寺後川に松江橋が掛けられた通りでした。

慰安會というのは、学校の舞台、仮説舞台や小屋において地域の人たちを集めて催された演芸会のことです。

今と少し意味が変わっていますが、鉄道の普及促進の為の興行であったと思われます。
当時の風俗が垣間見られる絵葉書です。

【年代】 大正4年〜7 【発行】 文明堂発行