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松江名所 市街の一部(天神町)

松江名所 市街の一部(天神町)

天神町商店街の絵葉書である。

昭和2年12月29日、白潟大火があり灘町、天神町、寺町と人家の密集地域をなめつくした。
消失家屋236戸、他倉庫100棟を焼いた。

復興にさいして、北天神町は歩道と車道を区別して近代的な街路のさきがけとなった。

この絵葉書は大火後の復興した様子である。

左の建物が藤原金物店で、大火の直後に建設され、建物の角が丸くなった欧米スタイル、モダンで洒落た意匠になっている。
地上2階地下1階で、コリント式キャピタルのレリーフが柱についていた。

昭和初期の代表的名建築であったが、惜しくも平成14年に取り壊された。

【年代】 昭和3年〜7年 【発行】 今岡商店発行