小泉八雲記念館

小泉八雲記念館

昭和2年、八雲の遺族より八雲遺愛の品々が松江市に寄贈された。
そして昭和8年11月に小泉八雲旧居に隣接して記念館が建設、開館しました。

当時の記念館は、ドイツのゲーテ記念館を模した洋風建築でした。

現記念館は昭和59年に改築されており、絵葉書の建物は古い記念館である。
この絵葉書は八雲会発行セットの1枚である。

明治・大正の絵葉書に小泉八雲の関係のものはほとんどないが、昭和に入ってからは、続々と絵葉書が発売されている。

明治、大正の文豪が松江を訪れた際、「小泉八雲の松江での足跡をもっと大事にすべきである」と苦言したようであるが、明治、大正にはまだ松江市民も八雲に対し感心が低かったと思われる。

【年代】 昭和8年 【発行】 八雲會発行