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玉造温泉場
松江―出雲間鉄道開通の玉湯村祝賀記念のスタンプがある。
明治末の温泉入り口付近である。
橋の下に牛を連れた人が写っている。
明治41年の島根県遊覧案内に次のように記述がある。
湯町停車場より南方十町、玉湯村玉造にあり。要害山を負い、玉造川の清流を帯び、旅館には戸々温泉を引きて、浴槽を設ける。塩類泉にして無色透明諸病に効果あり。土地閑静にして避暑、避寒の客、常に絶えることなし。または背後の華仙山より、瑪瑙の鉱石を産出す。瑪瑙は出雲の名産にて中でも緑瑪瑙は天下の逸品と称せられる。
旅館は 豆腐屋・保性館・米子屋・濱屋など
【年代】 明治42年11月19日 【発行】 今岡商店発行
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