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星上山より島根半島を望む
星上山は標高454メートル、現在の松江市八雲町にある。
「出雲札観音記」によると、天平2年(730年)10月地元の魚師が暴風にあい、一夜を漂流中、星上山に星光が出て闇夜を照らし救われた。
翌日山を訪ねると池があり、ここに星上寺を建て寄進した。
星の神が降臨されたという伝説のある山、それで星上山と呼ばれるようになったとある。
昭和63年に環境庁の全国巨樹巨木調査で、この地のスダジイが樹齢300年以上と全国1位になった。
山頂よりの眺めは、遠く島根半島、中海、大山を望み絶景である。
この絵葉書は山頂よりの夜の光景である。
電燈も少ない当時、山頂よりどんな景色が見えたのか興味深い。
【年代】 明治40年〜大正6年 【発行】 今岡商店発行
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